2020年12月20日にソフトバンクの新料金プラン発表があり、オンライン受付のみの新プラン「Soft Bank on LINE」(仮称)が発表されました。
料金プランの内容に関してはdocomoが12月3日に発表した「ahamo」と同じようなの内容になっています。
「ahamo」について解説した記事はこちら!

内容としては20GBのパケット通信と1回の電話が5分以内であれば通話料金無料という、現行の料金プランと比較しても非常に格安な料金設定になっています。
「Soft Bank on LINE」(仮称)とは?
「Soft Bank on LINE」はLINEモバイルと提携し、手続きに関してもLINEやWEBで行うというのがコンセプトになります。
「ahamo」と比較して違う部分を挙げていきます。
・eSIMに対応
・LINEのデータ利用はカウントフリー
・手続きはLINEのアプリもしくはwebでの手続き
順番に説明していきます。
eSIMとはどういう意味?
スマートフォンには、契約者情報や電話番号が記録されたSIMカードという小さいICチップが入っています。
このICチップを新しい機種に入れることで、今までの電話番号を新しいスマートフォンで利用可能になります。

eSIMとは、このSIMカードを物理的に入れるのではなく、仮想のSIMカードを使うことで実際にはSIMカードが入っていない状態でも通信が使えるようになるというものになっています。
eSIMのメリット
eSIMのメリットとしては
・SIMカード紛失のリスクが無い
・SIMカードのサイズ変更の手間がかからない
という点があります。
・SIMカードの紛失リスクが無い
普段スマホを利用する中でSIMカードを紛失するということはまずないのですが、
・海外に行く際に海外キャリアのSIMカードと入れ替えし、元のSIMカードを紛失
・SDカードを取り出そうとした際にいっしょにSIMカードが出てしまい、そのまま紛失
このような形で稀にトラブルが発生することがありました。
(私も携帯ショップで働いている中でこういった相談は数か月に1回くらいありました笑)
SIMカードの再発行はキャリアによって変わりますが、2000円~3000円の手数料が発生するため、トラブルを未然に防げるのはメリットになるかなと思います。
・SIMカードのサイズ変更の手間がかからない
先ほどのSIMカードの写真の通り、SIMカードの大きさには種類があります
・標準SIM(かなり大きい、昔のガラケーで使われていることあり)
・microSIM(やや大きいサイズ、最近のスマホで使われることはほとんどない)
・nanoSIM(小さいサイズ、最近のスマホはほぼ全部このSIMカード)
標準SIMは最近使われることが無いので割愛します。
microSIMも最近のスマホで使われていることはあまりないのですが、SIMフリーで販売されているスマホの一部でnanoSIMとmicroSIMの両方さすことができる機種がありました。
そういった機種でmicroSIMを使っている方が他のスマートフォン(iPhone等)に変更した際にはSIMカードをnanoSIMに変更する手続きも必要になります。
この手間が省けるというのがeSIMのメリットですね。
eSIMのデメリット
eSIMのデメリットは
・対応しているスマホが少ない
これに尽きます
実際iPhoneの場合はiPhone XS以降、アンドロイドスマホで対応しているスマホはGoogle Pixel等になっています。
勿論「Soft Bank on lINE」はeSIMにも対応しているというだけなので、他のスマホを利用する場合は通常のSIMカードを利用すれば大丈夫です!
LINEのデータ利用はカウントフリー
LINEでの通信利用量に関してはどれだけ使ってもギガ数カウントされないため、LINEでのトークや画像のやりとりをどれだけ使っても大丈夫とのことです。

現状では詳細は不明ですが、発表の中で
LINEサービス内でギガノーカウントが適応されない場合があります。
といった文言がありました。
・LINEで送られてきたURLやリンクを開き、外部サービスを利用する
これはギガ数にカウントされると予想しています。

上の図のようにLINEで動画サービス(YouTube等)のリンクを送り、LINEのアプリ上で動画を再生した場合は、LINE以外の外部サービスの利用になるため、ギガ数カウントフリー適応にはならないと思われます。
以上今回はソフトバンクが2020年12月22日に発表した新料金プラン「Soft Bank on LINE」(仮称)について書いていきました。
また詳細が分かりましたら情報を更新していきますのでよろしくお願いします!
コメント